大阪梅田にある阪神百貨店で輪島の魅力を発信する催しが始まりました。参加したのは震災から立ち上がり前を向く職人たちです。

大阪の阪神百貨店で11日から始まったのは「輪島の食祭」

輪島塗や日本酒、しょうゆなど輪島を代表する名産がずらりと並びました。この内、朝市通りに出店していた南谷良枝商店は、いつものように親子で参加しました。被災した料理人たちが立ち上げた飲食店「芽吹」も参加。能登豚を使ったカツカレーなどを手際よく仕上げていました。

芽吹 池端隼也シェフ:
「僕ら前を見てちょっとでもできるように進んでいくので来てほしいです。ぜひ、忘れないでおいしいもの食べて素晴らしい自然を体験に来てほしい」

主催した輪島キリモトによりますと、輪島の店だけが単独でこの規模の催事を行うのは今回が初めてだということで、輪島の魅力を知ってもらい復興した時に訪れてもらえればと話していました。

輪島キリモト 桐本泰一さん:
「わたしたちが輪島が好きで、一生懸命やる事で輪島を復興させて、いずれ戻ってきたくなるような輪島に復興させたいと思っていますので。自分たちで必ず立ち上がります」

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