福岡の銀行でペーパーレス化の動きが広がっています。

受付の際の面倒な手書き入力は不要。

タブレットを活用した新システムが導入されました。

◆記者リポート
「通常の銀行では窓口業務に伝票が必要ですが、新システムが導入されたこちらの銀行には伝票が一切ありません」

西日本シティ銀行が福岡市や北九州市などの8支店で導入したペーパーレス化。

これまでは口座開設や預金、出金、ローンの申込などを行う際利用者が伝票に手書きした情報を窓口の行員がシステムに手で入力してきました。

一方、新システムでは利用者が直接タブレット端末に情報を入力するため、利用者と行員双方の負担が軽減され待ち時間の短縮にもつながります。

◆利用者
「共通テストの振り込みに来ました。受験生として勉強をする時間が必要なので、時短は良いと思います」

今回の新システムは来年3月ごろまでに約160の支店全てに導入される予定で、あわせて約140人分の事務作業が削減されると試算されています。

◆西日本シティ銀行 村上英之頭取
「営業店の役割をコンサルティング中心へと、転換を図っていきたいと考えています」

西日本シティ銀行はペーパーレス化で生まれた行員の業務時間をコンサルティングなどに充て、さらなるサービス向上に努めたいとしています。

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