東京・明治神宮外苑の再開発をめぐり、樹木の大量伐採に批判が集まっている問題で、事業者である三井不動産が、当初の計画より伐採本数を124本減らす案を公表しました。

神宮外苑の再開発では、老朽化した神宮球場や秩父宮ラグビー場の建て替えに加え、2棟の高層ビルを建設する一方、樹木およそ1900本のうち743本を伐採する予定でした。

事業を認可した東京都から樹木の保全について、見直し案を示すよう求められていた三井不動産は、新しいラグビー場の配置を一部ずらすことで、当初の案より124本少ない619本まで伐採を減らす案を公表しました。

また、いちょう並木の保全のため、いちょう並木から新しいスタジアムまでの距離を、当初の8メートルから18メートルに広げる計画を発表しました。

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