(ブルームバーグ):9日の東京株式相場は大幅続落の見込み。米国雇用統計で雇用の悪化が確認されたことで、景気減速への懸念が強まる。為替の円高も嫌気され、電機や自動車など輸出、商社といった景気敏感業種に売りが先行するほか、リスク回避から金融など全業種が安くなりそう。
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 雇用統計を受けて、米株市場は来年以降の景気懸念や大幅利下げの可能性が拭えないと判断したのだろう
- グローバル投資家は日本株先物も含め、リスク資産を外してキャッシュ化している可能性がある
- きょうの日経平均は8月から9月までの上げ幅の半値押しである3万5100円近辺が一つのめどになる
背景
- けさのドル・円相場は1ドル=142円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は142円60銭
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