日本古来のたたら製鉄の伝統継承に長年に渡り貢献し、2024年6月に亡くなった、木原明さんのお別れの会が、7日に島根県奥出雲町で開かれ、参列者が別れを惜しみました。
お別れの会は7日、奥出雲町横田のコミュニティセンターで開かれ、たたら製鉄の関係者や地元住民など約100人が出席しました。
木原明さんは、日本古来の製鉄法・たたら製鉄を営む奥出雲町の日刀保たたらで、「村下(むらげ)」と呼ばれる操業責任者を約40年に渡り務め、「現代の名工」などにも選ばれました。
また後継者の育成にも尽力してきましたが、2024年6月に88歳で亡くなりました。
お別れの会では、参列者が木原さんの功績を称えるとともに、別れを惜しんでいました。
奥出雲町・糸原保町長:
私ども残された者は、木原さんの思いを引き継いでしっかり頑張っていきたい。
ゆっくり安心してお休み頂ければと思う。
関係者は、今後も木原さんの遺志を受け継ぐ後継者の育成に力を注いでいきたいとの思いを新たにしていました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。