佐賀県は23日、自動車用ボルトの国内トップメーカーである「佐賀鉄工所」が、佐賀市にある工場を唐津市厳木町の産業団地に移転すると発表しました。

佐賀鉄工所が、県と唐津市が整備した「新産業集積エリア唐津」の11.1ヘクタールを取得したもので、名称は「唐津工場」となる予定です。唐津工場の延べ床面積はおよそ3万平方メートルで、投資額はおよそ75億円。電気自動車・EVの普及に対応する新製品の生産拠点とする方針で、2025年8月に着工し、2027年4月に操業開始、移転完了は2030年3月を予定しています。

佐賀鉄工所は、「佐賀工場は敷地が手狭なうえ、創業から86年が経過し、建物の老朽化も進んでいた」としています。

山口知事は、「佐賀で創業後、グルーバルに拠点展開している企業が、将来の成長基盤を担う主軸となる拠点として佐賀を選んだことは大変誇らしい」とコメントしています。

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