4月23日朝、JR神戸線の住吉駅近くの線路内で『木の杭』が燃える火事がありました。この影響で、京都~西明石の間で一時運転を見合わせました。朝の通勤ラッシュの時間帯に直撃した火事、約5万6000人に影響がでたということです。

 23日午前7時50分ごろ、播州赤穂発米原行きの普通電車の運転士から、「煙と炎が見える」と指令所に連絡がありました。

 JRや警察によりますと、現場はJR神戸線の住吉駅から大阪方面に100mほどの場所で、大阪方面に向かう2つの線路の間で木の杭が燃えたということで、約40分後の午前8時半過ぎに消し止められました。

 この火事による乗客や駅利用者などにけが人はいないということです。

 木の杭は、高さ75cmのコの字型で、運転士が進行方向を誤らないための目印として使用されていたもので、現在は使われておらず、線路の間に設置されていたということです。

 この火事でJR京都線・神戸線の「京都~西明石」間の上下線で運転を見合わせ、4本の列車が運休するなど約5万6000人に影響が出たということです。

 現在のところ、線路内に侵入した人などの目撃情報はないということで、警察などは出火の原因について調べています。

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