超巨大かき揚げの天ぷらタワー、重量約3.7kgのすり鉢カツカレー。デカい!安い!だけじゃない、デカ盛り職人のいる繁盛店です。
人々を魅了する「デカ盛り」ですが、いまは職人が作る姿が「ずっと見ていられる」とSNSで話題になっています。その職人技にも注目しました。
埼玉県幸手市の「自家製うどん・パフェ喫茶 くぅぅ」では、埼玉県産の小麦粉を使い、毎朝店内で製麺しています。
じっくり寝かせた、コシのあるツルモチ食感を楽しみに、連日、家族連れや女性客など、多くのお客さんで賑わっています。
客
「美味しいです。すごい太くて、弾力があって」
「きのこ3種類たっぷりつけ麺」(1050円)には、エノキやブナシメジなどが入っています。うどんは300gです。
客
「すっごい美味しいですよ!きのこ好きとしては最高でしかない」
数あるメニューの中で、特に人気なのが食べ応え抜群な“とり天”が3本も入った「とり天天天うどん(自家製タルタルソースつき)」(990円)です。
さらに、とり天が2倍の6本になった「とり天天天2倍うどん(自家製タルタルソースつき)」でも、1300円という価格です。
客
「1本でも満足出来ちゃうみたいなサイズです」
この店の「デカ盛りメニュー」はこれだけではありません。家族連れのお客さんに協力を頂き、そのメニューにチャレンジしてもらいました。
そのメニューとは「くぅぅのこれでもか!?天ぷらうどん(冷)」(1930円)です。
※シェアは2人まで(お子様は除く)
天ぷらは「ちくわ」や「えび」や「ナス」など、12種類23個とボリューム満点です。
※時期によって種類や数が異なります
かき揚げが圧巻でどこを食べてもサクサクです。そこに、ある職人技が隠れていました。
玉ねぎやカボチャなどの具材を広げながら、形を整えていきます。
ある程度、火が通った次の瞬間、かき揚げの隙間を埋めるように、次々に具材を投げ入れます。そうすることで形を整え、サクサクな食感を生んでいるそうです。
超特大かき揚げに、とり天で土台を作り高く積んでいけば、天ぷらタワーの完成です。
家族連れの客
「ホントやばい、うどんが全然見えない」
そこで、かき揚げを持ち上げて、その隙間からうどんをとり出す作戦。さらに、お母さんは巨大かき揚げに挑戦します。
娘
「これ食べられる?」
母
「食べる」
娘
「でっかいから食べられる?」
このお母さん、驚くほどよく食べるんです。お子さんと、旦那さんが席を立っても、一人黙々とかき揚げを食べ続けていきます。しかし…
母
「ギブアップ。想像以上にかき揚げが大きくて、がんばったんですが、2人でもダメでした」
そして、栃木県宇都宮市の「御食事処 藤」について、お客さんは「コスパと量の多さが魅力」と話します。
昔ながらの「醤油ラーメン」は1杯460円。「ニラレバ炒め定食」は、ご飯もついて710円です。
しかし、このお店の特徴は「デカ盛り」で、「カツカレー(デカ盛り)」のご飯は約2.5kgだそうです。カレーのルーを約1kgそそいで、カツを2枚乗せると、重量は約3.7kgになります。このボリュームで1700円です。
※食べきれない場合、持ち帰りも可
客
「ご飯が奥底まで埋まっていて、掘っても掘ってもでてくるみたいな」
店内のいたるところで、お客さんがデカ盛りメニューに挑戦しています。
そのうち、3人組が注文したのは「オムライス(デカ盛り)」(1300円)です。ケチャップライスは約1.7kgだといいます。
たまご3つ分はありそうな大きなたまご焼きを、ご飯の上に2枚のせていきます。
ここで、ご飯とたまごをフワフワに仕上げる職人技が使われます。
クッキングシートを使い、絶妙な力加減で形を整えることで、ご飯とたまごが固くならず、フワフワに仕上げることができるといいます。ケチャップをかけて完成です。
※食べきれない場合、持ち帰りも可
客
「昔ながらのオムライス。シンプルで一番美味しいやつ」
宣言通り、一人で食べ進めて、約40分で完食しました。
客
「もう途中から限界は超えてました。でも美味しかったです。ごちそう様でした」
デカ盛り店には、お客さんの笑顔とそれを支える職人技がありました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。