5日の日経平均株価は、4日に発表されたアメリカの求人件数が市場の予想を下回り、景気減速への懸念から1ドル=143円台前半まで円高が進行したことなどを受け、輸出関連株の売りが広がりました。
一時600円以上値下がりしましたが、その後下げ幅を急速に縮め、プラスに転じる時間帯もありました。しかし、再び値を下げ、終値は前の日より390円安い3万6657円でした。
日本時間の5日夜には、アメリカの民間調査会社が雇用統計を発表。雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことから、1ドル=142円台後半まで円高が進みました。
しかし、8月の非製造業総合指数が市場予想を上回ったこともあり、現在は1ドル=143円台を推移しています。
日本時間6日夜に発表されるアメリカ労働省の雇用統計の結果次第では、日本株が再び大幅に下落する可能性もあり、市場では警戒感が広がっています。
(「グッド!モーニング」2024年9月6日放送分より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。