(ブルームバーグ):5日朝の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=143円台半ばに上昇し、1週間半ぶりの高値を付けた。米国の7月の求人件数が2021年1月以来の低水準に減少し、9月の大幅利下げ観測から円買い・ドル売りが優勢だ。
4日のブルームバーグ・ドル指数は6営業日ぶりに下落した。金利スワップ市場は9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを確実視しているほか、50bpの利下げを織り込む動きも強まっている。
大幅利下げ観測の強まりを受け、米債券市場では2年債利回りが10年債利回りを下回った。逆イールド(長短金利差逆転)の解消は22年以降で2度目。投資家は利下げ幅を決定付ける材料として6日発表の8月雇用統計を注視している。
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