日経平均株価は、きのうより1638円安い3万7047円で取引を終えました。

きょうの東京株式市場はハイテク株を中心に幅広い銘柄で売り注文が先行し、取引開始直後から全面安の展開に。一時は1800円以上値下がりし、およそ3週間ぶりに3万7000円を割り込む場面もありました。

急落のきっかけはアメリカの株安です。3日に発表されたアメリカの製造業の景況感を示す経済指標の結果が市場の予想を下回ったことで、アメリカの景気後退への懸念が再び浮上。前日のニューヨーク市場でダウ平均株価などの主要な株価指数が揃って大幅に下落したことが重しとなった形です。

このほか、円相場が一時1ドル=144円台まで円高に進んだことも株価を押し下げました。

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