もち米の生産が盛んな岩手県紫波町で9月3日に県内のトップを切って2024年に収穫された米の検査が行われました。
暑さの大きな影響はなく全ての米が「一等米」となりました。
紫波町にあるJAの倉庫には3日、生産者やJAの職員など約50人が集まり、はじめに検査開始式が行われました。
3日検査されたのは紫波町で8月下旬から刈り取られたヒメノモチ約50トンです。
検査員が米袋からサンプルを取り出し粒の形や水分量や害虫の被害がないかなどを調べた結果、すべての米が最高評価の「一等米」となりました。
2023年は高温の影響で亀裂が入ったものもありましたが、2024年は水の管理を徹底したことで暑さによる大きな影響はないということです。
JAいわて中央営農販売部 田村一仁部長代理
「今(もち米の様子を)見たが比較的昨年よりも良いかなと。間違いない米を届けたいと思うのでよろしくお願いします」
紫波や矢巾などを管轄するJAいわて中央では、2024年度もち米の集荷6500トン、一等米の比率90%以上を目指しています。
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