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 今年の新米は例年よりも高くなるといいますが、具体的にはどれくらいの価格になるのでしょうか。

■“価格高騰”新米はいくらで買える

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 新米を取り扱うスーパーや精米店、道の駅、あわせて6つのお店に新米価格とその落ち着く時期について聞きました。

 まずは新米価格です。さんよう(東京)では、8月下旬から茨城県産の新米を入荷し、価格は5キロで3000円超と、去年の1.5倍ほどになっているということです。

 アキダイ(東京)は先週から千葉県産の新米を入荷し、来週には新潟県産も入荷予定ということです。人脈を生かして生産者から直接仕入れたりして、価格を抑えていますが、去年よりも3割ほど高い2880円です。

 コメ不足の中、新米が出回り始めているのは安心なニュースですね。では、農家が新米を持ち込んでいる道の駅ではどうなっているのでしょうか。

 道の駅あじさい館(千葉)では8月28日から新米を入荷しています。去年は5キロ2800円、今年は3000円で販売しています。

 道の駅まくらがの里こが(茨城)では8月6日から新米を入荷し、去年は5キロあたり2000円台でしたが、今年は3000円台と1000円ほどアップしました。入荷時期が早かったため、県内外から新米を求めるお客さんが来ているといいます。

価格高騰の要因

 次に精米店です。小池精米店(東京)と角田商店(埼玉)でも新米の入荷が始まっています。産地や銘柄によって異なりますが、去年と比べて5キロあたり1000円ほど高くなる見込みです。

 小池精米店によると、どの店でも新米を入荷したい状況なので、いわゆる「コメの争奪戦」によって価格がつり上がっているとのことです。

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■米価格が落ち着くのはいつ?

■米価格が落ち着くのはいつ

品不足が解消されれば落ち着く見通し

 では、いつ落ち着くのでしょうか。どのお店も「10月前後」と回答しています。さまざまなお店に新米が出回れば、品不足が解消され、価格が落ち着いていくと予測しています。

 もちろん、買い占めたりすると品不足になり、価格は落ち着きません。皆さんが必要な量だけを買えば、価格も落ち着いてきます。冷静に行動するということが大切ですよね。

 ただ、価格が落ち着いたとしても、生産コストが上がっているため、その分は去年よりも高くなってしまうということです。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月3日放送)

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