農林水産省が3日発表した、先週の野菜の平均小売価格は、トマトは38%、ジャガイモは34%、キュウリは33%、それぞれ平年より高くなりました。

トマトは、暑さの影響で生育不良となっています。

ジャガイモは北海道で雨が少なく小玉の傾向にあり、今月中は高値が続くとしています。

キュウリは、7月から8月の高温により生育不良でしたが9月後半には平年並みに落ち着く見通しです。

農水省は「台風10号は雨の範囲が広かったため野菜全体の生育に影響があるかもしれない」としています。

猛暑で野菜が高値となる一方、引き合いが強まっているのが「豆苗」です。

工場で育つ「豆苗」は天候の影響を受けないため他の野菜に比べ価格が安定しています。

山梨県にある「村上農園」によりますと8月下旬の販売数は、上旬に比べ約1.3倍に増えたということです。また、厳しい残暑と台風の影響で、販売数はさらに伸びるとしています。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(2枚)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。