JR北海道は10月から、室蘭駅を駅員を配置しない無人駅にすると発表しました。

 10月1日から駅員を配置しない無人駅になるのは、JR北海道の室蘭駅です。

 室蘭駅は2023年の1日あたりの平均の利用者は1042人で、4年前と比べて220人減っています。

 JR北海道によりますと、駅員の配置を取りやめて無人駅にする明確な基準はないとしますが、利用者が減少傾向にあり、今後の利用拡大が見込めないことから9月いっぱいで「みどりの窓口」の営業を終了し、無人駅にすることを決めました。

 JR北海道によりますと、駅員の配置を取りやめて無人駅にする明確な基準はないとしますが、利用者が減少傾向にあり、今後の利用拡大が見込めないことから9月いっぱいで「みどりの窓口」の営業を終了し、無人駅にすることを決めました。

 無人化に伴い、利用者が運行状況を確認できるディスプレイを構内に設置します。自動改札機は設けず、箱に切符を入れる方式にするということです。

 JR北海道は「お客さまのご利用が大きく不便になるわけではないので、引き続き利用してほしい」と話しています。


 室蘭市内で駅員を配置している駅は10月から、平均利用者が3千人を超える東室蘭駅だけとなります。

 室蘭市によりますと、市にはJR北海道から2023年末に説明があり、防犯カメラでの監視や定期的な清掃を要望しました。室蘭市は「JRの雇用状況が厳しいのは分かっているのでやむをえない。市民の利便性や安全性について引き続き配慮してほしい」と話しています。

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