台風10号の影響で東海道新幹線は1日も一部区間で運休が続き、迂回ルートとなった長野県内の駅には多くの利用者が訪れました。

大雨のため31日午後は運休した中央西線の特急「しなの」は1日は始発から運転を再開しました。

東海道新幹線が名古屋と三島の間で1日も始発から運休した影響で、長野県のJR塩尻駅は「しなの」と中央東線の「あずさ」を乗り換える乗客がホームに長い列を作りました。

長野駅も迂回ルートとなった北陸新幹線を利用して首都圏と東海地方などを行き来する利用者で混雑が続きました。

東京から名古屋に帰る乗客:
「東海道新幹線が無理なので長野経由で切符が取れて予約しました。台風が私が行こうと思うルートに先回りしてくるので大変だったけれど、これで無事に帰れそうです」

横浜に行く計画を断念し長野に泊まった親子:
小学生「夏休みの最後が台風になってしまった。悲しいけれど後で良い思い出になれば」
母親「やっと帰れます。電車のありがたみが分かりました」

なお、東海道新幹線は1日午後6時頃に3日ぶりに全線で運転を再開しました。JR 東海によりますと2日は始発から通常通り運行する予定です。

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