来月使用分の電気・ガス料金は多くの地域で、やや値上がりします。

 大手電力会社10社が発表した10月の電気料金は円安や燃料価格の上昇によって関西電力と九州電力を除き、11円から78円値上がりします。

 平均的な家庭の使用料金は、東京電力では46円上がって7864円となるほか、▽北海道電力は30円増の8654円▽東北電力は37円増の7802円▽中部電力は78円増の7628円▽北陸電力は11円増の6838円▽関西電力は前月と同じ6624円▽中国電力は16円増の7471円▽四国電力は16円増の7571円▽九州電力は前月と同じ6556円▽沖縄電力は44円増の8649円となっています。

 都市ガスも同様に、大手4社ともに値上がりします。

 東京ガスでは前の月から69円上がり5433円となるほか、▽大阪ガスは67円増の5983円▽東邦ガスは67円増の6267円▽西部ガスは54円増の6255円となる見通しです。

 11月の電気・ガス料金は「酷暑乗り切り緊急支援」による補助金額が減少するため値上がりするとみられます。

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