話題の商品やトレンドを紹介するコーナー。今回のテーマは「チャレンジを応援!!クラウドキッチンの新店舗」
客席を設けずにフードデリバリーやテイクアウトを中心に展開するクラウドキッチンなんですが、コロナ禍で一度注目を浴びたクラウドキッチン、新しい進化を遂げているようです。

訪れたのは中区富士見町にあるシェア型クラウドキッチン、ホーミーズキッチンです。
2021年にオープンしたこちらの施設では現在、デリバリー・テイクアウトをメインに事業を行う7つの店舗が営業しています。

中西アナ「あらためてこのホーミーズキッチンはどういった場所なんですか?」
ホーミーズキッチン小南慶次郎さん「一つの場所にキッチンがたくさんありまして。色んな方がシェアして使っているのが特徴になっています」
中西アナ「各店舗ごとにそれぞれ自分のお店が小さく持てているみたいなイメージですか」
小南さん「はい、そういう事になりますね。やはり飲食店は始めるまでにスタートの金額が非常に高いので。資金が少なくすむ、チャレンジを応援したくてこの事業を始めました」
中西アナ「コロナ禍でデリバリーって急に良く聞く言葉になったと思うんですけど、今もデリバリーって需要は高いんですか?」
小南さん「コロナが落ち着いて外に出ていいよってなった時期は一旦デリバリー自体は落ちたんですけれども。今数字的に見ると上がっていってるので。やはり一度便利な生活を手に入れてしまうと中々外に出てという…特に今みたいに暑い時期とか」
中西アナ「じゃあこのシェアキッチンをやりたいという方も増えているんじゃないですか?」
小南さん「そうですね。うちではここが手狭になってきたので新たに的場町にお店をオープンさせていただいて」

コロナ禍に誕生した新たな形のフードビジネスは今や消費者にとって無くてはならない存在に。
この夏も、ここホーミーズキッチンには新店舗が仲間入りしました。

中西アナ「こんにちは。なんか素敵なお店の予感が」
プジェレント竹田莉奈さん「ありがとうございます」
中西アナ「ここで何かを作っていらっしゃるんですよね」
竹田さん「そうです。ここで作っています」
中西アナ「女性二人で…おしゃれなラーメンとか?」
竹田さん「違いますね。答えはグミと焼き菓子のお店です」

専門学校の同級生だった竹田莉奈さんと田中亜美さんが手作りするグミと焼菓子のお店「Pjerent.(プジェレント)」。夢だった自分のお店を、ここホーミーズキッチンで開業した理由を聞きました。

竹田さん「まず初期費用が抑えられて、あとは私たちイベントでお菓子の販売をしたいなと考えているので製造の住所を借りられる所を探していて。ここがいいなと思って」

この夏誕生したスイーツブランド「プジェレント」の看板メニューが、この美しいグミジェリーです。

中西アナ「色んな色がありますね」
竹田さん「はい。7色あります」
中西アナ「それぞれ味が違うんですか?」
竹田さん「はい」
中西アナ「赤は…イチゴ?おー当たりました。オレンジはミカン?」
竹田さん「と思いきや」
中西アナ「オレンジ」
竹田さん「と思いきや…マ!」
中西アナ「マンゴーですね!マンゴーだ」
竹田さん「マンゴーです」

フルーツをベースに作られた色とりどりのグミジェリー。
中でも一番気になったのがこちらです。

中西アナ「青?」
竹田さん「青い果物では無いんですけど」
田中さん「青にしたくて」
中西アナ「すごい!やわらかい。プニプニしてる感じですね。では、いただきます(※試食)すごい爽やかな香り!美味しい。でも何だ?」
竹田さん「あまり食べたこと無い人は食べた事が無い果物なんですよね」
中西アナ「え?最初の文字を教えてください」
竹田さん「ラ」
中西アナ「ライチだ!」
竹田さん&田中さん「正解です」
中西アナ「めっちゃ美味しいです。ライチの果汁が」
竹田さん「ギュッと」
中西アナ「最初は弾力があるんですけど噛めば噛むほどだんだんゼリーみたいな柔らかさになって。他では味わえないグミですね」
竹田さん「まずはこのプジェレントという名前を皆さんに知っていただきたいなというのと。プレゼントがテーマのお店なのでプレゼントしてもらって知ってもらえたらいいなと思います」

続いてこちらのキッチンにも今年開業したばかりのオーナーさんの姿が。
一体何のお店かというと。

中西アナ「こちらですか?おにぎり!」
ザッツライス東果穂さん「はい。おにぎり屋台をやっております。こだわりが具をいっぱい入れている所で。イチオシは雑穀米で販売しております」
中西アナ「こちらのおにぎりをデリバリーで届けているんですか?」
東さん「いや、実は違うんです」

雑穀米のおにぎりが自慢の「That's Rice(ザッツライス)」。
その販売方法が、広島では他に無い珍しいものだったんです。

中西アナ「わー何でしょう!」
東さん「実はこのリヤカーで移動式で販売しています」
中西アナ「え、リヤカーで販売してるんですか?えー!」
東さん「体力はつきました」
中西アナ「そうですよね絶対」
東さん「昔はこういうのをやっていたという事を親から聞いて。私がやっちゃおうと」
中西アナ「誰もやっていないなら、やってやろうみたいな?」
東さん「そうです」

昔ながらの移動販売で広島を盛り上げようと今年3月から始めたリヤカーでのおにぎり販売。広島市中心部を巡りながら自慢のおにぎりを届けています。

購入者「雑穀のモチモチがすごく美味しくて。誰にあげてもめちゃくちゃ美味しいねって言われるので皆に配ったりとか。リヤカーを押されている姿が可愛らしい。
ついつい見かけたら、あ!見つけたみたいな感じに」

オープンから半年、少しずつ知られてきたザッツライスのおにぎり。
まずは一番人気のだし巻き明太マヨをいただきます。

中西アナ「すごい。ちょっともう玉子がはみ出してますね」
東さん「具はいっぱい入れています」
中西アナ「いただきます(※試食)美味しい!すごい。一口目から具が口いっぱいに入っています。だし巻きの優しい味わいと明太、あとマヨネーズが合わさってますよね?この相性が最高です。雑穀米がいいですね」
東さん「そうですね。モチモチとザクザクで」
中西アナ「ザクザクモチモチがお互いアクセントになって。雑穀米美味しい」

続いてこちらも具沢山な人気メニュー。
炒めた枝豆とベーコンに昆布を合わせた夏バテ解消にぴったりのガーリックライスです。

中西アナ「いただきます(※試食)美味しい!パンチがありますね」
東さん「そうですね。味濃いめだと思います。一味も入れているので」
中西アナ「このピリッと感が、益々食欲をかき立ててくれます。本当に美味しいです。リヤカーでまた直接購入すると、その雰囲気も相まってより楽しめそうですね」
東さん「初めはすぐそこにある東千田町公園だったんですけど。今はパルコだったり並木通り・原爆ドーム辺りまで行ってます。みんなびっくりしてます」
中西アナ「ですよね。今後の夢はありますか?」
東さん「小さなお店でいいので、ちょっとしたお店を開いてみたいなというのがあります」
中西アナ「じゃあ今は夢への第一歩を歩み始めた所なんですね」
東さん「まさにそんな感じです」

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