「果物の女王」と呼ばれる岡山県特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの仕込み作業が8月28日から倉敷市で始まりました。
マスカットの甘い香りが辺り一面に広がります。倉敷市船穂町のふなおワイナリーでは、地元で収穫された約4トンのマスカット・オブ・アレキサンドリアが実と軸を分ける機械に次々に投入されていきました。
2024年のマスカットは高温が続いたものの病気も少なく、日照時間が長かったため糖度が例年より2度ほど高いということで品質の良いワインが期待できるということです。
(ふなおワイナリー 岩瀬吉晴社長)
「7月の終わりごろに少し高温障害で黒ずんだりする粒があったが、その後持ち直し非常にいい感じになっている。例年以上に香りのついたワインになることを期待している」
9月12日まで続く仕込み作業では、約11トンのマスカットが原料として使われ、750ミリリットルのボトルで約1万1000本のワインが出来るということです。ワインは2025年春から県内のデパートなどで販売されることになっています。
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