国内大手電子部品メーカー「京セラ」は県内に初めて進出し、諫早市に半導体部品の工場を建設します。
28日は関係者が集まって地鎮祭が行われました。
地鎮祭は京セラの谷本社長や大石知事、諫早市の大久保市長など約30人が集まって開かれました。
諫早市小栗地区の南諫早産業団地に建設される「京セラ」の長崎諫早工場は敷地面積が約15万平方メートルで主に半導体関連の部品を製造します。
半導体はスマートフォンのほか、車や家電などに使われています。
京セラは今後も世界的に需要が伸びると予想していることから、新たに工場を建設することを決めました。
長崎諫早工場は2026年に操業開始予定で、2030年度以降は年間250億円の生産額を見込んでいます。
谷本秀夫 代表取締役社長
「諫早は空港からも近いし、駅も高速道路もすぐ近くと交通の便がいいことがひとつ」「県内に工学系の大学だったり専門学校も多くあるので人材面も含めていい立地条件」
京セラの谷本社長は将来的に工場を4棟まで拡張する考えで、地元を含めて約千人規模の雇用につながるとしています。
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