企業間で取引をするサービスの値動きを示す7月の企業向けサービス価格指数は、去年の同じ月と比べて2.8%上昇しました。人件費の上昇分を価格に転嫁する動きが続いています。

日銀がきょう発表した7月の企業向けサービス価格指数は、2020年の平均を100とした指数で107.5と、去年の同じ月と比べて2.8%上昇しました。

前の月と比べて伸び率は縮小したものの、41か月連続の上昇です。

最も伸び率が高かったのは、堅調なインバウンド需要や人流の回復を追い風に13.5%伸びた「宿泊サービス」でした。

また、ソフトウエア開発や機械の修理など幅広い分野で人件費の上昇分もサービス価格への転嫁も進んでいます。

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