九州新幹線・長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間をめぐり、整備方針などを話し合う県と国の「幅広い協議」が約1年半ぶりに行われました。今回は、初めて非公開での開催となりました。
「幅広い協議」は九州新幹線・長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間をめぐり、県と国が整備方針などを話し合うものです。
去年2月以来約1年半ぶりの開催で、今回は初めて冒頭以外非公開で行われました。
【鉄道局幹線鉄道課 北村朝一課長】
「きょう何か結論が出たかというとそこまでには至っていない。他方で初めて非公開で幅広い協議をさせていただきまして忌憚なく自由闊達に意見交換できたというのは非常に有意義だった」
県によりますと、協議では国から新幹線の開業効果について改めて説明を受けたほか、県もこれまでの経緯などを踏まえ意見を述べたということです。
また、国からルートや財政負担などに関する新たな提案はありませんでした。
【県地域交流部 引馬誠也部長】
「話し合うということ自体の意義はあったと当然考えている。新幹線の課題についてはなかなか難しい問題であるということは認識を新たにした」
一方、今年5月に佐賀県・長崎県・JR九州の地元3者のトップで行った意見交換について、県地域交流部の引馬部長は23日、次回は“事務方レベル”での開催を含め調整していると明らかにしました。
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