待たれる今年の稲刈りは、例年より1週間早まる見込み。きょう(23日)山形市で高品質のコメを作るための対策会議が開かれた。
今年2回目となった県内のコメの品質向上について話し合う会議には、県や気象台の担当者などが出席し、始めに現在の稲の生育状況が報告された。
今年は6月から高温が続き、稲の穂が出る出穂期が、「はえぬき」が7月30日、「雪若丸」7月31日、「つや姫」8月7日と、それぞれ1日~2日早かったという。
出穂期以降も高温が続き、今年の稲刈りは早い地域ではきょうから、県全体でも1週間程度早くなると報告された。
また、去年より最高気温の平均が低かったものの、今年も引き続き「胴割れ」などの高温障害による品質低下が危惧されることから、水の管理などについて農家への呼びかけを徹底するよう確認した。
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