健康被害報告が相次ぐ小林製薬の紅麹サプリに関し、死亡事例を独自調査している大阪市が、8割以上の調査を完了しました。

小林製薬の「紅麹サプリメント」をめぐり、同社が本社を置く大阪市は、食中毒の観点から独自調査しています。対象は、当初把握していた5人を含む死亡した119人で、症状や接種状況の聞き取りなどを行っています。

大阪市は23日、4回目の対策会議を開き、22日午後5時の時点で、対象119例のうち103例(連絡がつかないなど調査不能32例含む)の調査が完了、死亡事例に対する調査が8割以上終了していると発表しました。

厚生労働省などは、プベルル酸などの毒性試験を行っていて、その結果を踏まえ、秋ごろに因果関係が明らかになるとみられます。

また、大阪市は来週27日にも旧大阪工場へ再度立ち入り調査を行う予定で、来年3月ごろには厚生労働省に対し、調査結果の取りまとめを報告する見通しだということです。

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