秋田県の佐竹敬久知事が22日、台湾でのトップセールスを終えて秋田に戻った。現地の航空会社幹部との協議の結果、秋田と台湾を結ぶ定期チャーター便の運航が2025年3月まで延長される見通しとなった。

佐竹知事は18日から台湾を訪れ、秋田の農水産物を売り込んだり、観光の魅力をPRしたりした。

滞在中、佐竹知事は、台湾と秋田空港を結ぶ定期チャーター便を運航している「タイガーエア台湾」の幹部と面会した。

秋田空港で取材に応じた佐竹知事は「今回はだいぶ成果があった。タイガーエアと交渉の結果、継続運航の見込みが立った」と話した。

運航期間は現在、10月24日までとなっているが、面会の結果、10月以降も継続して運航する約束を取り付けた。

県などによると、タイガーエア台湾は申請手続きを終えていて、延長期間は2025年3月までの見込みとなっている。

佐竹知事は「台湾の人はいろいろな所に行っているが、まだ知らない観光メニューがあるので、ぜひ全県的に行ってもらえるような取り組みをしたい」と意気込む。

このほか、今回のトップセールスでは秋田牛の売り込みにも力を入れ、現地の焼き肉チェーン店で取り扱いが始まる見通し。

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