2024年シーズンも活躍を続けるメジャーリーグのLAドジャースの大谷翔平選手が、子どもたちに夢や可能性を広げてもらおうと、小中高校生100人をアメリカ留学に招待するプロジェクトを英会話教室大手のECCと立ち上げました。
約2万人の応募があったこのプロジェクトの参加者に選ばれ、海外挑戦の夢を叶えた松江市の高校生を取材しました。
大谷翔平選手:
「こっち(海外)に来れば、いろんな人種がいて、いろんな国の人がいて、そういう人たちとコミュニケーションをとれるっていうのが一つ楽しいことでもあると思う」
こう話すのは、メジャーリーグのLAドジャースの大谷翔平選手。子どもたちに夢や可能性を広げてほしいと、1週間のアメリカ留学をプレゼントするプロジェクトを発案。ブランドアンバサダーを務める英会話教室大手のECCと共同で、この夏、全国の小中高生100人を招待しました。プロジェクトには全国から約2万人が応募、その中から「夢」を叶えた1人が松江市にいました。
森脇由衣さん:
お母さんから知らされて、えーってびっくりしました。
森脇由衣さんは、松江市内の高校に通う高校2年生です。
森脇由衣さん:
将来は国際的に働いて、子供とか貧困に関わる仕事がしたい。もともと子どもが好きで、世界には助けられない子どもがいることを知って。
日ごろから関心がある国際ボランティアについて調べる中でプロジェクトのことを知り、応募。「未来への夢」をテーマにした作文や英語によるビデオメッセージなどの審査を経て「狭き門」を突破、「留学生」に選ばれました。
森脇由衣さん:
英語を身に着けたら世界の見え方も関わり方も変わってくると思う。将来の夢の入口が見つかると思う。
由衣さんは8月11日に出発、ドジャースの本拠地ロサンゼルスに1週間滞在して、現地の語学学校に通いながらドジャースタジアムなどの街も満喫。生きた英語を学びました。
森脇由衣さん:
大谷翔平選手がおいしいって行ってたハンバーガー屋さんでもらって…。
大谷選手おすすめのハンバーガーショップでもらったオリジナルの帽子をうれしそうに見せてくれました。
受け入れ先のホストファミリーは4人家族で、15歳と16歳の姉妹が迎えてくれました。
森脇由衣さん:
ホストファミリーがすごく優しくて、向こうが全然気を使わないで、自分の家のように使ってとずっと言ってくれて、すごく楽でした。
特に歳が同じ姉のソフィアさんと意気投合しました。
森脇由衣さん:
ソフィアと同い年の子と絵を交換しました。
ソフィアさんが描いてくれたイラスト。そこには滞在中の思い出が詰まっていました。
森脇由衣さん:
もっと英語を勉強して、また会いに行きたい。
1週間の滞在でしたが、海外の恵まれない子どもたちの役に立ちたいという将来の夢についても視野が広がったと感じました。
森脇由衣さん:
貧しい国の子供を助けるだけじゃなく、観光業とか外国の子どもに日本語を教える職業もいいなと思いました。
世界的なスター選手からのアメリカ留学のプレゼント。由衣さんにとって、かけがえのない思い出、そして夢や可能性がさらに広げるきっかけにもなりそうです。
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