リニア工事をめぐり、JR東海の環境への対策を確認するため専門家でつくる国のモニタリング会議が開かれ、静岡県とJRの協議について「着実に進んでいる」と評価しました。

リニア工事をめぐり8月22日に4回目のモニタリング会議が開かれ、県とJRが2023年12月から60回以上協議し、自然が損なわれた場合の代償措置の進め方など課題の整理や対策が具体化しつつあることを報告しました。

これに対して参加した委員は「協議が着実に進み課題が明確化してきている」と評価し、今後の進展を期待を示しました。

JR東海 リニア静岡工事事業所
永長隆昭 所長:
だいぶ進んでいると受け止めてもらっているので担当者としては非常にありがたい

県・渡辺光喜 南アルプス担当部長:
今後も引き続き担当レベル、その他のレベルも含めて協議を重ねて、そういう所(JRとの課題認識)のギャップを埋めて進めていきたいと考えている

また、山梨県で掘り進められているボーリング調査は県境まで316mの地点まで進んでいて、県は県境に達するまでに地元の意向を集約したい考えです。

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