連日の猛暑によりバーベキュー場では、暑さを避けた夜間営業を行っています。
■夜間営業を拡大 夏から秋にシフトも
横浜市にあるBBQ施設 この記事の写真横浜市にある手ぶらでバーベキューを楽しめる施設。座席近くにシャワーミストを設置して暑さ対策を実施していますが、厳しい暑さで例年と比べて予約数が6割ほど減っています。
BBQPITあざみ野ガーデンズ豊永梨江マネージャー
「やっぱり危険なぐらい暑いので、利用をキャンセルされたりとか控えたりする方が多い傾向にみられます」
「夏の売り上げを落とすわけにはいかないので、やっぱり人気のある夜の時間帯により多くのお客さんに入ってもらえるよう対策を取っています」 夜営業を強化
新たに始めたのは、夜営業の強化です。気温が落ち着き始める夕方以降の営業時間を1時間半延ばして、暑さを避けたい客のニーズに応えます。
夜の利用者「(昼にやった時は)やっぱり暑すぎでした。すごく汗をかいたので、昼間は無理かなって感じ」 BBQ器材レンタルも需要は夏から秋にシフト
さらに、バーベキューの器材レンタルの会社によると、需要は夏から秋にシフト。去年は秋の利用者が夏よりも2倍近く多かったといいます。
BBQ PARK 器材レンタル会社 担当者「夏は暑さのせいでなるべく皆さん避けて、夏にやっていた方が秋にやったという感じがします」
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■ゴミの有料化へ 利用者は複雑な心境も■ゴミの有料化へ 利用者は複雑な心境も
埼玉県日高市の河川敷多くのバーベキュー客が集まる埼玉県日高市の河川敷では、ゴミ放置への対策強化に乗り出しました。
日高市産業振興課 主任 澁谷宜範さん「ここら辺は全部有料のエリアになります」 およそ2週間の実証実験
お盆期間を含むおよそ2週間(8月5日〜18日)、当日の利用客から1人1500円を徴収する実証実験を行いました。
澁谷さん「『ゴミは持って帰ってください』ではなく、『預かるので料金をいただきます』と」 日高市も有料化へ ゴミのトラブルは減少
きっかけは、隣の飯能市で1年早く始めた有料化です。ゴミ問題に効果があったため、日高市も有料化に踏み切りました。期間中は、以前よりもゴミの放置や目立ったトラブルなど格段に減ったといいます。
ルールを守る利用者は複雑な心境しかし、ルールを守る利用者は複雑な心境です。
利用者(20代)「ここが利用料がないのもいいなと思って来る理由の一つなので。(利用料を)取られるとまた場所を考えないと」
(「グッド!モーニング」2024年8月22日放送分より)
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