ハローキティなど数々の人気キャラクターを世に送り出してきたサンリオの特別展が岩手県盛岡市で開かれていて、連日多くの人が訪れています。
ファンにはたまらないというその魅力の一部を紹介します。

岩手県立美術館で8月10日から開かれている「サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史」。
ハローキティやマイメロディなど450以上のキャラクターを送り出してきたサンリオによるこの特別展は、創業60周年を機に全国で開かれているもので、岩手県が14カ所目となります。

会場の展示は800点以上。
このなかでは1974年に誕生したハローキティについて口を描いていないことで見る人が感情移入しやすくなっていることや、英文字を使ったモダンなイメージで人気が沸騰したことなどが紹介されています。

また原画コーナーではマイメロディ誕生のきっかけとなった社内コンペでの初期のデザインなどを見ることができます。

サンリオ展を監修 高桑秀樹さん
「ハローキティ以前のサンリオがつくっていた『カワイイ』とは何か、その『カワイイ』はこれからどこに行くのか、そういったものが見られる展示になっている」

初日(8月10日)はオープン前から行列ができるなど連日人気のこの特別展。
幅広い世代の人たちがサンリオのキャラクターを間近で楽しんでいます。

訪れた人
「地元でサンリオを楽しめるっていうことがすごくうれしくて、空間自体がかわいいのでもう一回来たいです」

会場ではぬいぐるみや文房具など「サンリオ展」限定のオリジナルグッズも手に入れることができます。

この特別展は10月6日まで盛岡市の県立美術館で開かれています。

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