(ブルームバーグ):S&Pグローバル・レーティングは16日、米ウーバー・テクノロジーズの信用格付けを投資適格級に引き上げた。ライドシェア・フードデリバリー事業を手がける同社の安定した利益の伸びを評価した。

S&Pは資料で、ウーバーの主要社債格付けを、ジャンク(投機的格付け)級としては最上級の「BB+」から最も低い投資適格級である「BBB-」に引き上げたと発表。投資適格の格付けは、企業の借り入れコスト低下につながる可能性がある。格付け見通しは引き続き「ポジティブ(強含み)」。

S&Pによれば、ウーバーのEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は2024年に約59億ドル(約8710億円)、25年には76億ドルとなる方向。業績が伸びても、同社は借り入れを控えめにしており、投資適格の信用度を維持したいと表明しているという。

原題:Uber Raised to Investment-Grade Status by S&P on Earnings Growth、Uber Raised to Investment Grade by S&P(抜粋)

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