お盆をふるさとや旅行先で過ごした人のUターンラッシュがピークを迎えています。
関東に台風7号が接近、山陰両県の空港では昼前以降、東京便が欠航するなど影響が出ています。
8月16日午前、出雲空港。
見送りに来た家族と別れを惜しむ帰省客の姿などが見られました。
台風7号は今夜遅くにかけて関東に最も接近する見通しで、山陰両県の空港でも、午後を中心に羽田空港を発着する便が欠航しています。
このうち出雲空港では、午前に運航された羽田行きの2便はいずれもほぼ満席に。
ただ、15日のうちにきょう午後の便の欠航が決まり、混乱は見られませんでした。
名古屋便の見送り客:
「台風が心配でどうかなと思いましたけど無事に飛ぶみたいで安心しております」
東京便の見送り客:
「お昼までにつけば空港も開いているんですけど、お昼で閉まるらしくて心配してます」
航空会社のカウンターでは、17日以降の運航状況を確認する利用客もいました。
利用客:
「明日の予定なんですけど、こういう状況なので心配になって空港にきました。月曜日から仕事に始まりますので、なんとかして帰らなきゃいけないと」
航空会社によると、17日は、出雲、鳥取の各空港で東京からの第1便の欠航がすでに決まっていますが、その他の便は通常通り運航される見込みです。各地の駅では、欠航になった空の便から、陸路に切り替える帰省客の姿も見られました。
8月16日午前のJR鳥取駅。
改札近くでは、別れを惜しむ家族の姿、いつものUターンラッシュの光景が見られました。
クッションその一方でこんな人も…。
帰省客:
「もともと新幹線のぞみを予約していたが運休になったので北陸周りで経路を変えて帰ります。沖縄や鳥取にも帰省できてリフレッシュできました」
「自宅が横浜なんですよ。きょう直接帰れなさそうなので名古屋の実家に立ち寄って台風過ぎたら横浜に帰る感じにしようかと思ってます」
台風7号の影響で空の便の欠航や新幹線の運休が相次ぎ、予定を変更した人も少なくないようです。
スーパーはくと、やくもなど山陰と山陽・関西を結ぶ特急列車は台風の影響はなく通常通り、運行しているということです。
JR山陰支社によると、今年のUターンは分散傾向が強まり、山陰を走る主な特急列車の予約率は16日から18日にかけて多くの列車で40%から50%程度にとどまっているということです。
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