大阪・ミナミにあるラーメン店の「龍の立体看板」のしっぽ部分が、判決を受けて撤去されることになりました。

「金龍ラーメン道頓堀店」の正面には、店のシンボルである龍の立体看板が取り付けられています。

しかし、龍の立体看板のしっぽ部分などが隣接する土地にはみ出しているとして、隣の土地を所有する不動産会社が撤去を求めて裁判を起こし、大阪地裁は去年、店側にしっぽ部分の撤去を命じました。

店の運営会社によると、ことし5月の控訴審でもしっぽ部分の撤去が命じられたということです。

運営会社はこれ以上裁判を続けることは負担が大きいとして、最高裁への上告を断念し、「しっぽを切る」判断を下したと明らかにしました。

しっぽ部分の撤去は、今月下旬を予定しています。

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