流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが「電力」の小売り事業に乗り出します。

セブン&アイ・ホールディングスは電力の小売り事業を行う子会社を新たに設立し、今後、発電事業者から太陽光などの再生可能エネルギーによる電力を調達していくと発表しました。

調達した電力は、全国のセブン-イレブンやイトーヨーカドーの店舗などに来年4月から供給します。将来的には、取引先への販売も視野に入れていくとしています。

店舗運営する際に消費される電力の再生可能エネルギー比率は、今年度、およそ10%にとどまっています。

セブン&アイ・ホールディングスは、2030年度には、グループ全体の国内における再生可能エネルギー比率をおよそ40%に引き上げることを目指すとしていて、脱炭素化に向けて取り組みを加速させたい狙いです。

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