北海道各地の自慢のグルメが札幌市に集まる「さっぽろオータムフェスト」で2023年、中国産のアワビが販売されていた問題を受け、実行委員会は虚偽が判明した場合にはただちに店舗の営業を中止し、内容を公表するなどの再発防止策をまとめました。

 さっぽろオータムフェストは、2008年から続くグルメイベントで、北海道・札幌市の食をテーマに毎年200万人以上が訪れる「秋の風物詩」です。

 2023年のイベントでは、北海道南部の江差町の特産として販売されたアワビの一部が中国産だったことが抜き打ち調査で判明する問題がありました。

 この問題を受けて、実行委員会は8月13日、会場に提示するメニューに産地を明記することを義務付け、事前の申請内容に虚偽があった場合はただちに店舗の営業や販売を中止し、内容を公表するなどの再発防止策を発表しました。

 また、開催概要も発表され、2024年の「さっぽろオータムフェスト」は9月6日から29日まで大通公園で開催されます。

 実行委員会は「2024年は座席数を2023年の1.7倍の840席に増やす。お客さまの満足度の向上につなげていきたい」と話しています。

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