小林製薬の紅麹サプリをめぐる健康被害の問題で新たに11人の報告漏れです。

 小林製薬の紅麹を使ったサプリメントをめぐっては、これまで把握していた5人以外に、サプリを摂取し亡くなった105人が死亡との因果関係の調査対象となっています。

 8月13日、小林製薬の山根社長らがオンラインで会見を開き、これまで国に報告していた死亡の申し出の数に11人分の報告漏れがあったと明らかにしました。報告漏れの理由について「社内での扱いが徹底できていなかった」と謝罪しました。

 (小林製薬 山根聡社長)「目の前の事象を踏まえた想像力がかけていたということであるかと思います。正確な内容をもってご報告できますよう、再度徹底して確認作業を継続し、体制を強化してまいります」

 11人のうち5人は小林製薬の紅麹関連製品を摂取していなかったことがわかっていて、残りの6人のうち2人は摂取の有無を確認中で、4人は因果関係の調査を進めているということです。

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