人気ロックバンドB’zの稲葉浩志さんとの絆を感じさせます。稲葉さんの凱旋ライブが8月13日午後6時、地元、津山市で始まりました。現地には中西源太記者が行っています。

(中西源太記者)
「ライブ会場前です。多くのファンでにぎわっていますね。ファンの中には、チケットは(抽選に)外れたものの、会場からの音漏れに耳をすます人もいました。さて、午後6時に開演しました、会場の津山文化センターには1000人しか入れず、今のところ稲葉さんの美しい高音が外に響いてくる…という状況ではありませんが、周辺には多くのファンが駆け付けました。お話を聞いてみましょう!」

(女性ファンは…)
(Q:今どんなお気持ちですか)
「チケットは外れちゃったんですけど、お祭り気分とかも味わえて、めっちゃうれしいし、幸せです」
(Q:ファン歴は何年ですか)
「小1から、20年くらい。私の兄がもともと好きで、ずっと家で流れていたのを聞いていつの間にか好きになっていました」
(Q:ライブを通してどんな絆が生まれましたか)
「去年(2023年)まではファンのつながりが全くなかったけど、(一緒に来ている女性と)出会えて、今年ツアーを一緒に回れている友達ができたのがうれしいです」

会場周辺も熱狂の渦に包まれています。

津山市出身の稲葉さん。6月からソロでのライブツアーが始まり全国を回っています。1万人規模のアリーナでの開催が続く中、1000人規模の会場での開催は異例。8月13日から2日間行われるライブは、稲葉さんの故郷への特別な思いが込められています。

会場や近くの商店街では、全国から続々と集まるファンをもてなそうと、地元グルメを楽しめる飲食ブースが設けられました。すでにグッズ販売開始3時間前の午前9時半には、約200人の列ができました。

津山のまちは稲葉さんとの絆を通して魔法にかかったような2日間となります。

(宮崎県のファンは…)
「この街並みや稲葉さん歓迎ムードを味わいにきのう(12日)10時間かけてきました」

(津山市のファンは…)
「楽しみ。きのう眠れなくて」

(長野県のファンは…)
「イベントブースもあるので(会場に)入れなくても楽しめる」

(津山市のファンは…)
「他県の人がこの休みに何泊もライブを見に。会場に入れなくても、ここに来てくれるのがすごい。稲葉さんの力」

(中西源太記者)
「稲葉さんの楽曲にちなんで、ではないですが、「いつかまたここで」とライブを願い続けた人たちの思いが届きました。この2日間は「有頂天」になって多くの人がライブを楽しもうとしています。以上、中継でお伝えしました」

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