小林製薬の紅麹サプリを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、小林製薬が関連が疑われる死亡事例、11件を厚労省に報告していなかったことが分かりました。

小林製薬は当初、紅麹サプリとの関連が疑われる死亡事例は5件としていましたが、7月、加えて76件の事例について厚労省に報告していなかったことが判明しました。

小林製薬がさらに精査を進めた結果、新たに11件の事例を厚労省に報告していなかったことが分かりました。

そのうち5件は紅麹サプリを摂取していなかったことが分かりましたが、4件については今後、医師による詳細な調査が行われ、ほか2件は摂取の有無を調査しているということです。

小林製薬は補償交渉を進めるにあたり、当初、受け付けていた11件の相談がデータベースから漏れていたことが判明したということで、「再び当社の不備に関する報告となり、改めて心からお詫び申し上げます」とコメントしています。

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