企業の間で取引されるモノの価格水準を示す7月の企業物価指数は、8か月連続で過去最高を更新しました。政府の補助金が終了したことで、電気代やガス代などが値上がりしたことが影響しています。

日銀がきょう発表した7月の企業物価指数は、去年と比べて3.0%上昇して、123.1となりました。41か月連続のプラスで、8か月連続で過去最高を更新しています。

▼政府が物価高対策として続けてきた補助が終了したことで、電気代やガス代、ガソリン代などが値上がりしたことや、▼コメや豚肉など農林水産物の価格が上昇したことが主な要因です。

また、歴史的な円安などを背景に、円ベースでみた輸入物価は、去年の同じ月と比べて10.8%上昇していて、大きく物価を押し上げています。

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