南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、観光地のホテルでは、宿泊予約のキャンセルが相次ぐなど影響が出ています。

8月8日、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受け、和歌山県白浜町では町内4カ所の海水浴場を閉鎖しているほか、10日開催予定だった花火大会も中止となりました。

白浜町のホテルでは、お盆期間の宿泊は予約でほぼ埋まっていましたが、10日の予約は3割がキャンセルされたということです。

【HOTEL SEAMORE・林英紀総支配人】
「(地震)直後から電話がかなり増えました。万が一あった場合どう誘導していくのかは我々は毎日会議している」

ホテルでは、予定変更を余儀なくされ、とまどう客の姿も見られました。

【ホテルの客】
「花火大会を見て、次の日は海でビールでも飲もうと思っていた行くところないのでアドベンチャーワールドくらい行って楽しみたいかなと思っています」

気象庁は地震発生から1週間は家具の固定や避難経路の再確認など備えをしてほしいとしています。

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