カップ麺の販売価格を小売業者に不当に引き上げさせていたとして、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで日清食品に警告する方針を固めたことが分かりました。
関係者によりますと、日清食品は2022年と2023年の2回、カップ麺などの希望小売価格を5%から13%引き上げています。
このうち「カップヌードル」や「日清焼そばU.F.O.」「日清のどん兵衛きつね」など5つの商品について、希望小売価格に合わせて販売価格を引き上げるよう全国のスーパーやドラッグストアなどの小売業者に対し、不当に要請した疑いがあります。
小売業者がセールを行う際の店頭価格も同社が決めていたとされ、公正取引委員会は独占禁止法違反の疑いで近く文書で警告する方針を固めたということです。
日清食品ホールディングスは「誠意を持って調査に協力している。詳細については調査中なのでコメントを差し控える」としています。
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