8日の日経平均株価は7日よりも値上がりする場面もありましたが、258円下げて取引を終えました。今月に入ってからの記録的な乱高下がようやく落ち着き始めています。
日経平均は午前中、一時800円以上値下がりする場面もありましたが、その後、徐々に下げ幅を縮め、プラスに転じて午前の取引を終えました。
午後に入ってからは3万5000円を挟んで一進一退の動きとなり、終値は7日より258円安い3万4831円でした。
今月に入ってアメリカの景気後退への不安感や為替の激しい動きを背景に一日に数千円単位で値が動く、いわゆる「ジェットコースター相場」となっていましたが、ようやく落ち着きを取り戻しつつあるとみられます。
ただ、8日も一日の中の高値と安値の差である日中の値幅は1000円を超えています。
市場関係者からはまだ投資家の不安心理は残っているものの、激しい値動きは収縮に向かっているとの声も聞かれます。
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