きょうの東京株式市場で日経平均株価は、きのうから258円値下がりした3万4831円で取引を終えました。

午前の寄り付き後には、昨夜のニューヨーク市場で主要な株価指数がそろって下落したことから、半導体関連株などに売り注文が広がりました。一時800円以上下落しましたがその後、値下がりした銘柄を買い戻す動きもあり、下げ幅を縮小。

午後は決算で業績が好調だった企業への買い注文が広がったことで、一時は200円以上値を上げましたが、午前に引き続き半導体関連株などが大きく売られたことから、一時300円以上値下がりするなどやや荒い値動きとなり、最終的には値を下げて取引を終了しました。

きのうの日銀の内田副総裁の発言やきょう公表した先週の会合の「主な意見」を受け当面、追加の利上げはないとの見方が市場で広がり、円安方向に動いたことは株式市場の下支えとなりました。

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