障害のある人もファッションを楽しめるよう工夫した服の受注生産が始まります。

障がいがある娘を持つZOZOの企画担当 長田富男さん
「通常の服だとすごく着替えさせるのが大変で、もっと脇が大きく開いていたら着させやすいのになとか、そういう困りごとがありまして」

 ファッション通販大手「ZOZO」は、服のお直しサービス「キヤスク」を運営するコワードローブと協業し、第1弾として車いす利用者の悩みに応えるパンツを開発しました。

 腰からひざや裾まで開くファスナーを両脇に取り付けたほか、床ずれができにくいよう、お尻の部分は縫い目をなくしました。

難病で車いすを使っているモデル 鳥居百舌さん
「障がいの有無関係なく、誰もが楽しめる服を着れるってすごい素敵なことだと思います」

 このパンツを10日からZOZOTOWN上で受注するほか、こうしたデザインを活用し、ファッションブランドが受注販売できるようにする仕組みです。

 アパレル業界では、障害のある人もおしゃれを楽しめるようなデザインや販売方法で選択肢を増やす取り組みが広がっています。

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