帝国データバンクが発表した先月の全国の企業倒産は920件に上り、7月としては、11年ぶりに900件を超える企業が倒産しました。

帝国データバンクによりますと、負債額1000万円以上の先月の全国の企業倒産は、去年の同じ月と比べて、291件多い920件となりました。

倒産件数が前の年を上回るのは、27か月連続で、7月の倒産件数が900件を超えるのは、2013年以来、11年ぶりです。

深刻な人手不足を背景に、自動車整備事業者の休業や廃業が相次いでいるほか、長引く円安などで麺や豚肉といった原材料費が高騰していることから、ラーメン店の倒産が増えているということです。

業種別では、「サービス業」が240件と最も多く、次いで「建設業」で191件、「小売業」で182件などと、7業種中6業種で前の年の倒産件数を上回りました。

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