歴史的な株価の暴落があった8月5日。日経平均株価の下げ幅は一時4600円に。株式市場は売りが売りを呼ぶ、まさにパニック状態。5日の終値は今年一番の安値、3万1458円となりました。

 これまでの最大の値下がりは、1987年、世紀の大暴落「ブラックマンデー」。翌日の下げ幅は3836円でしたが、今回はそれを超える過去最大4451円の下げ幅となりました。

 史上最大の下落を記録した5日の夜、投資家らが集まる大阪の証券バーに行ってみると…

 (投資家)「株価の暴落がひどいので、みんなどんな感じかなと来ました。(Qどれくらい損した?)含み損全てトータルしたら…マイナス150万円ぐらいじゃないかな」
 (投資家)「すごく下がってるので…言えないぐらい損してる。やけ酒ですよね!」

 株価急落にみなさん“やけ酒”状態?その一方で、こんな人も…

 (投資家)「そんなに悲観はすることないかなと。先ほど話をしていたんですけど、買い場かなって。今ある現金をどう使うか悩んでいる感じ」

 そして、迎えた8月6日。5日と打って変わり、取引開始直後から全面高の展開となり、終値で過去最大3217円の値上がりに。投資家からは戸惑いの声があがっています。

 (投資家)「きょう(6日)3400円ぐらい上げとるでしょ。何でこんな上下するのか…」

 歴史的な乱高下を見せる日経平均株価に専門家は…

 (りそな総合研究所 荒木秀之主席研究員)「真っ逆さまに不況に陥ってしまうのか、うまく軟着陸するのか、非常に難しい局面だと思います」

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