大阪・関西万博の会期中に「IR=カジノを含む統合型リゾート」の工事が進行することについて、博覧会国際事務局は取材に対し、「2019年から懸念を示していた」と答えました。

IRは、万博会場の北側で、2030年の開業を目指して、整備が行われています。

万博会期中も工事が行われますが、景観の悪化や騒音の懸念から、博覧会協会の幹部は7月下旬、大阪府の吉村知事に会期中、工事を中断するよう要請。

BIE=博覧会国際事務局は関西テレビの取材に対し、会期中の工事について、「休止を求める」としたうえで、「2019年から大阪府市などに懸念を示してきた」「夢洲の開発より万博の成功が最優先である」と話しました。

大阪府市は、今週中にもIR事業者と対応を協議する予定です。

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