小林製薬の「紅麹」サプリメントをめぐる問題で、消費者庁は19日、9人の構成員による「機能性表示食品を巡る検討会」の初会合を開いた。
「機能性表示食品」の制度創設にも関わり、検討会にも参加している合田幸広 国立医薬品食品衛生研究所名誉所長は「機能性表示食品は性善説に基づいて出来た制度」とした上で「品質管理の部分で、どういう形で国民の安全を守るか、検討会で方向性を決めていくべき」と述べた。
また自見消費者相は「健康被害の情報の報告ルールなど検討すべき課題は多岐に渡ると認識している」とした上で、「より良い機能性表示食品のあり方の実現に向け活発なご議論をお願いしたい」と強調した。
検討会は全6回の開催を予定しており、5月末までに機能性表示食品制度の今後の在り方をとりまとめる。
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