敦賀原発2号機を巡り、再稼働は「不合格」とする審査結果を取りまとめる方針です。

再稼働を目指している敦賀原発2号機を巡っては、原子力規制委員会の判断の前提となる審査会合が7月、原子炉直下に活断層があることを否定できず、新規制基準に適合しないと結論付けていました。

こうした中行われた2日の臨時委員会で、事業者の日本原子力発電の村松社長は追加調査をする考えを示し、審査の継続を訴えました。

しかし、規制委はこの訴えを受け入れず今回の審査を終了し、今後、新規制基準に不合格だとする審査結果の取りまとめを行うよう事務局に指示しました。

これで敦賀原発2号機の再稼働は事実上できない見通しとなりました。

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