日銀の追加利上げを受け、大手銀行が住宅ローンの変動金利の基準となる「短期プライムレート」の引き上げを相次いで発表しました。

三井住友銀行とみずほ銀行は来月2日から住宅ローンや企業への貸し出しする際の基準となる金利=「短期プライムレート」を現在の1.475%から1.625%に引き上げます。引き上げは2007年の3月以来、17年半ぶりです。

日銀がこれまで0から0.1%程度としてきた短期金利の誘導目標を今月から0.25%程度に引き上げたためです。

今後、各銀行は「短期プライムレート」に連動する変動型の住宅ローン金利を引き上げるとみられますが、▼新たにローンを組む場合は早ければ9月から、▼既に借りている人は来年の1月ごろから金利が上がる場合が多くなる見通しです。

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