日経平均株価は2日、2200円を超えて値下がりし、歴代2位の下げ幅となりました。
東証アローズから、フジテレビ経済部・丹羽うらら記者が中継でお伝えします。
2日の東京市場は、アメリカの景気が悪くなることへの警戒感と円高進行という不安材料の重なりから、売りが売りを呼ぶ展開となりました。
平均株価は、取引開始から1時間ほどで下げ幅が2000円を超えました。
これは、アメリカの経済指標が市場予想よりも悪かったことから、ニューヨーク市場が下落したことを受けたものです。
東京市場でも、アメリカの景気が悪くなれば日本にも影響するのではという懸念から、売りが一気に広がりました。
午後には週末を前にした、まとまった売り注文も膨らみ、結局1日より2216円63銭値下がりして2日の取引を終え、歴代2位の値下がり幅となりました。
市場関係者からは「円高も進む中、投資家心理が悪化し、下げ止まりが見えにくくなっている」との声も上がっています。
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